コホート研究におけるProspective・Retrospectiveの判断とJRDRデータの位置づけについて
日本透析医学会
会員 各位
近年、コホート研究においてProspective(前向き)かRetrospective(後ろ向き)かの判断が分かれるケースが増えており、これらの文言を明示的に使用しない論文も増加傾向にあります。
しかし、JRDRのデータは、統計調査委員会が収集するデータを事前に決定した上で、施設からオプトアウト方式により収集されたものであります。
そのため、基本的にはRetrospectiveな研究であり、Prospectiveな研究でないと考えられます。
今後、JRDRのデータを用いた研究を発表する際には、不要な議論を避けるため、「Prospective」という文言の使用を控えることをお願いいたします。
令和7年3月18日
日本透析医学会
理事長 友 雅司
統計調査委員長 正木崇生
会員 各位
近年、コホート研究においてProspective(前向き)かRetrospective(後ろ向き)かの判断が分かれるケースが増えており、これらの文言を明示的に使用しない論文も増加傾向にあります。
しかし、JRDRのデータは、統計調査委員会が収集するデータを事前に決定した上で、施設からオプトアウト方式により収集されたものであります。
そのため、基本的にはRetrospectiveな研究であり、Prospectiveな研究でないと考えられます。
今後、JRDRのデータを用いた研究を発表する際には、不要な議論を避けるため、「Prospective」という文言の使用を控えることをお願いいたします。
令和7年3月18日
日本透析医学会
理事長 友 雅司
統計調査委員長 正木崇生