【重要】With コロナの新たな段階への移行に向けた全数届出の見直しについて

令和4年9月22日
日本透析医学会
会  員  各位
 
一般社団法人 日本透析医学会
理事長 武本佳昭
総務委員長 友 雅司
感染対策委員長 菊地 勘

With コロナの新たな段階への移行に向けた全数届出の見直しについて

 平素より当学会の活動にご協力いただきありがとうございます。
令和4年9月26日(月曜日)より、全国一律で、療養の考え方を転換し、全数届出の見直しが行なわれます。
2022年9月12日に厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部より、「With コロナの新たな段階への移行に向けた全数届出の見直しについて」の事務連絡が発出されています。
https://www.mhlw.go.jp/content/000990114.pdf

 この全数届出の見直し後の発生届け対象者は以下のとおりとされております。
①65歳以上の者
②入院を要する者
   ※診断時点で直ちに入院が必要でない場合であっても、基礎疾患等により、入院の必要が生じる可能性があると
   医師が判断した場合も含まれる。
③重症化リスクがあり、かつ、新型コロナ治療薬の投与が必要な者又は重症化リスクがあり、かつ、新型コロナ罹
   患により新たに酸素投与が必要な者
④妊婦

 上記①~④のいずれについても、診断時における医師の診断内容に基づき、発生届の提出を行うことをお願いするとされています。

 上記①~④に透析患者についての記載はありませんが、透析患者は①-③のいずれかに該当します。特に新型コロナウイルス感染症の透析患者は、②の「診断時点で直ちに入院が必要でない場合であっても、基礎疾患等により、入院の必要が生じる可能性があると医師が判断した場合も含まれる。」に該当します。
 したがって、日本透析医学会感染対策委員会では、新型コロナウイルス感染症の透析患者は、全数が当該の保健所への届出の対象と考えております。

 恐れ入りますがご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます