「HIV感染患者透析医療ガイドライン」のお知らせ
会 告
平成22年11月
(社)日本透析医学会 理事長 秋澤 忠男
(社)日本透析医会 会長 山﨑 親雄
「HIV感染患者透析医療ガイドライン」のお知らせ
日本透析医会と日本透析医学会は,透析に導入されたHIV患者の「田舎に帰って透析を継続したいが,地元で受け入れてくれる透析施設が見つからない.」との訴えに対応するために,HIV患者の透析について注意点をまとめ,透析施設がHIV患者を受け入れるにあたって参考となるようなガイドラインを作成することで,HIV患者の透析医療を確保するのに役立てることとした.
医会・医学会は,日本腎不全看護学会・日本臨床工学技士会に協力を依頼し,またこの領域に経験の深い専門家にも参加をもとめ,HIV感染患者透析医療ガイドライン策定グループを結成し,下記「HIV感染患者透析医療ガイドライン」を作成した.
この「ガイドライン」が,透析従事者のHIVに関する理解を深め,透析施設におけるHIV患者の受け入れがスムースにおこなわれ,全国どこでもHIV患者の透析医療が確保できる状況が来ることを祈っている.
記
日本透析医会・日本透析医学会
HIV感染患者透析医療ガイドライン策定グループ(委員長:秋葉 隆)
平成22年11月
以上